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2026/08/09

ほっとひと息​​『バス停』

 私のふるさとでは、幼いころから利用していた路線バスが廃止されて久しくなります。 高齢化による利用客の減少などが原因です。 もちろんバス停も撤去されていてバスを待つことはなくなりました。 それでも大きな通りにはバス停があってバスを利用できることにホッとします。 
 先日「バスの来ないバス停」のことが書かれた記事を読みました。 認知症の入居者を心理的に支える試みとして老人ホームの玄関先や敷地内に廃棄物となった、 あるいは本物そっくりの「バス停」が設置されているそうです。 ホームに入居中のお年寄りが時折「家に帰りたい」「家に帰らねば」と衝動にかられ徘徊して迷子になるケースがあります。 そこでそのようなお年寄りに、 「バスの来ないバス停」ではありますがそばに備えられたベンチにスタッフも一緒に座って談笑しながら時間を過ごす、 その内に気持ちが落ち着いてきてホームに帰る、 そのような場所になっているそうです。 お年寄りに寄り添った優しい試みですね。 
 帰りたくても帰る家が無くなっている場合もあることでしょう。 しかし私たちの記憶の中には帰りたい「家」が刻まれているのではないでしょうか。 聖書の中にはいつまでも無くならない「家」のことが書かれています。 『あなたがたは心を騒がせてはなりません。 神を信じ、 またわたし(イエス・キリスト)を信じなさい。 わたしの父の家には住む所がたくさんあります(ヨハネ14:1~2)。』  
 この地上でのしばらくの時を、神様が備えられた「バス停」で、必ず来ると約束された天国行きのバスを待ちながら過ごしたいと願います。

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