チャーチオブクライスト ニュージーランド日本 | 大阪教会

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2026/03/29

ほっとひと息​​『小さな癒し人』

 随分前のことになりますが、一人暮らしが難しくなった田舎の母の元に帰り、数年間、二人で生活しました。初めの頃は、大阪教会の枝教会に3時間ほど電車を乗り継いで、ときどき通っていました。ある礼拝後、季節の変わり目の花冷えのせいか、急な体調不良で教会兼牧師宅で休ませていただきました。ホットカーペットの暖かい部屋に横になっていると、大人では気を遣わせてしまうと配慮してくださったようで、まだ幼かった娘さんが飲み物や薬を運んで来てくれました。心配そうにのぞき込みながらも目が合うと、はにかんだ笑顔がなんとも可愛らしく、何を話すでもなくかたわらでゴロゴロと寝転んで、しばらく付き添ってくれました。身体が温まると体調も回復し、それとともに、幼子の醸し出す穏やかな雰囲気に、進行中の母の認知症対応に目いっぱいだった心が、ほぐされたように感じました。牧師夫妻の祈りのおかげはもちろんのこと、幼子の一緒にいるだけの癒しの力に、『見よ 子どもたちは主の賜物(贈り物)』という聖書のことばを実感した体験でした。
この出来事を思い出すたびに、わが身を顧み、小さなこの者も神様のお心に添うならば、大きなことはできなくても共にいるだけの癒やし人とならせていただけるのではと教えられ、励まされています。
 あの時の幼子が、この春に医師としての歩みを始めると聞いて、とても嬉しく、彼女を通して多くの人に神様の癒しが届きますようにと、祈り続けたいと思います。
 
『まことに、あなたがたに言います。向きを変えて子どもたちのようにならなければ、決して天の御国に入れません。
ですから、だれでもこの子どものように自分を低くする人が、天の御国で一番偉いのです。』
 

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