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2026/03/01
ほっとひと息『映画の中の聖書』
欧米で制作された映画の中には、聖書から引用された台詞(せりふ)やモチーフがしばしば登場します。キリスト教的背景を持たない日本人の多くは、それらに気が付かずに見過ごしてしまっていることも多々あるのではないでしょうか。映画で引用されている聖書の〝元ネタ〟を知ると、映画制作者の意図するところがより鮮明になるはずです。
今回はその中から一つをご紹介します。クリストファー・ノーラン監督によるSF映画『インターステラー』の中に〝ラザロ計画〟という名前が出てきます。人類の滅亡が迫りくる近未来を舞台に、NASAのメンバーが新しい惑星を探すため宇宙へ向かう際のプランネームがこのラザロ計画でした。
“ラザロ”は、新約聖書に出てくる男性の名前です。ヨハネの福音書には、病気で亡くなったラザロが、イエス・キリストが命じられると生き返って墓の中から出てきたという奇蹟が記載されています。“ラザロ”の物語が分かると、映画の中でこの計画に賭ける人々の思いがより明瞭になるのではないでしょうか。
この映画の序盤には、他にも聖書からの引用セリフがあります。
「“生めよ、増えよ、地に満ちよ”だぞ」主人公が亡くなった妻の父親から再婚を勧められる流れで言われたセリフです。
この“生めよ、増えよ、地に満ちよ”という言葉は、旧約聖書の創世記に2度登場します。1度目は、神がご自分の創造された最初の人間であるアダムとその妻エバに語った言葉。2度目は、神が箱舟に乗って大洪水の中を生き延びたノアとその家族に語った言葉です。ともに、神が地球上にいる唯一の人間たちを祝福された際にこの言葉を語られました。
映画では何気ない家族の会話として引用されていますが、やがて人類滅亡の危機に立ち向かっていく主人公の展開を考えると、深みの増すセリフではないでしょうか。
映画に出てくる聖書の言葉やモチーフが気になった皆さん、ぜひ聖書を読んでみてください。聖書の言葉は、案外私たちの身近なところに散りばめられているのです。
今回はその中から一つをご紹介します。クリストファー・ノーラン監督によるSF映画『インターステラー』の中に〝ラザロ計画〟という名前が出てきます。人類の滅亡が迫りくる近未来を舞台に、NASAのメンバーが新しい惑星を探すため宇宙へ向かう際のプランネームがこのラザロ計画でした。
“ラザロ”は、新約聖書に出てくる男性の名前です。ヨハネの福音書には、病気で亡くなったラザロが、イエス・キリストが命じられると生き返って墓の中から出てきたという奇蹟が記載されています。“ラザロ”の物語が分かると、映画の中でこの計画に賭ける人々の思いがより明瞭になるのではないでしょうか。
この映画の序盤には、他にも聖書からの引用セリフがあります。
「“生めよ、増えよ、地に満ちよ”だぞ」主人公が亡くなった妻の父親から再婚を勧められる流れで言われたセリフです。
この“生めよ、増えよ、地に満ちよ”という言葉は、旧約聖書の創世記に2度登場します。1度目は、神がご自分の創造された最初の人間であるアダムとその妻エバに語った言葉。2度目は、神が箱舟に乗って大洪水の中を生き延びたノアとその家族に語った言葉です。ともに、神が地球上にいる唯一の人間たちを祝福された際にこの言葉を語られました。
映画では何気ない家族の会話として引用されていますが、やがて人類滅亡の危機に立ち向かっていく主人公の展開を考えると、深みの増すセリフではないでしょうか。
映画に出てくる聖書の言葉やモチーフが気になった皆さん、ぜひ聖書を読んでみてください。聖書の言葉は、案外私たちの身近なところに散りばめられているのです。

