チャーチオブクライスト ニュージーランド日本 | 大阪教会

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2025/12/14

ほっとひと息​​『アニマルセラピー』

動物との触れ合いで人々の心を癒す。それがアニマルセラピーです。動物と触れ合うことで、心が落ち着いたりストレスが軽減した等という癒しの体験をお持ちの方もおられるかと思います。アニマルセラピーの歴史は古く、古代ローマ時代に負傷した兵士のリハビリに馬を用いたセラピーが行われたようです。現代では馬のほかにイルカや犬などの動物が用いられ、最も身近な犬によるセラピーは20世紀半ばから始まったそうです。特に犬を用いて人々に癒しを与える活動は広く行われています。ある高校では犬のゴールデンレトリバーと触れ合う日を設けていて、犬の存在が不登校の生徒の登校のきっかけになる等、良い結果が出ているようです。動物との触れ合いは人を前向きにさせます。
聖書には、キリストを羊飼いに、私たち人間を羊に例えた話があります。「百匹の羊」の例えです。羊飼いが100匹の羊のうち1匹が迷い出ると、残りの99匹を野原に残してでも、迷った1匹を探しに行き、見つけた時は大いに喜ぶという物語です。神様は私たちを愛し、守り、導こうとしてくださっています。
今は多くの方が犬や猫を飼っているというより、家族の一員として一緒に暮らしておられます。動物が人に癒しを与えるように、人もまた動物に愛情をもって接したり世話をすることで、お互いに癒しあっているのでしょう。アニマルセラピーは心の安らぎ、癒しそして健康回復にとても良い活動です。でも本当の癒しを与えてくださるのは、私たちの羊飼いであるイエス・キリストであることが聖書を読むとわかってきます。

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