日々の生活のなかで、私たちは様々なことに遭遇します。良いことばかりだといいのですが、歓迎しないような事も起こってしまうのが人生です。
　聖書にこんな話があります。
　イエスが弟子たちに「湖の向こう岸へ渡ろうと言われ、船で湖に乗り出すのですが、突風にあい、船が沈みそうになります。イエスは落ち着いて眠っておられますが、弟子たちは恐怖に怯え、イエスに助けを求めます。イエスは風と荒波をしずめられ、全員が無事に対岸に渡れた、という話です。
　人生で困難に直面したとき、私たちは、弟子たちのように、心が騒ぎ平常心ではいられなくなります。また、自分の力ではどうしようもなく、もう駄目だと、絶望を覚えることもあるかもしれません。
　しかし、イエスを信じ彼に依り頼むとき、湖が穏やかになったように、私たちの心の嵐は静められ、平安が与えられます。それはどのような状態のときでもそうです。例外はありません。イエス・キリストが与えてくださる平安、それは、富や名声などによって得られる平安とは全く違うものです。
　『わたしはあなたがたに平安を残します。わたしの平安を与えます。わたしは、世が与えるのと同じようには与えません。あなたがたは心を騒がせてはなりません。ひるんではなりません。』（聖書）
 

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