記憶力、集中力の衰えを感じる今日この頃。改善とはいかないまでも何とか維持する方法はないかと思いついたのが「書いて覚える」ことでした。ひたすら書くことで気が散らず労力も少ないはず。ですが単調な作業はすぐに飽きるだろうから利き手でない左手で書いてみることにしました。特に左から書き始める英語の書写は姿勢が楽です。しかし指に力が入らずまるで字を習い始めた幼子、リハビリを頑張っている老人のようでした。でもしばらく続けていると運動後の爽やかな感覚がありこれまで休眠状態だった脳にも負荷がかかり綴りを覚えやすくなったような気がします。パソコンやスマホの普及で漢字が書けなくなったという声を耳にしますが実際に筋肉を動かすことによって記憶が定着するのですね。他に私たちにお馴染みのラジオ体操。「第一」には13種類の運動が盛り込まれ、体にある約６００の筋肉のうち、約４００の筋肉を動かすよう考え抜かれているそうです。しかし私たちには一時的な肉体の筋肉のトレーニング以上に有益な鍛錬があります。内側のいつまでも続く価値をもたらすもので、それはイエス・キリストを信じる信仰から始まり永遠のいのちへと続いていくものです。聖書に次のようなことばがあります。
『むしろ、敬虔のために自分自身を鍛錬しなさい。肉体の鍛錬も少しは有益ですが、今のいのちと来るべきいのちを約束する敬虔はすべてに有益です。』（聖書）

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