世界情勢と聖書
神に会う備え
最近、時々自宅のポストに入るチラシがあります。発行元は「一般社団法人・終活協議会」。人生の終末に対する人々の関心の高さがうかがえます。備えの必要性は分かっていても、何をどのように備えれば良いのかと戸惑うことが多いのではないでしょうか。「遺された家族のために蓄えは十分か? 保険は? 保証は?」と考えても結論が出ず、つい先延ばしにしているのが現状のように思われます。必要なことを教えてもらえる所が有るのは、安心につながります。
しかし、どんなに入念な準備をしても、それで十分ということはなく不安が拭いきれないのも現実でしょう。聖書に『人間には、一度死ぬことと死後にさばきを受けることが定まっている…』また『あなたの神に会う備えをせよ』とあります。私たちに代わって十字架で死なれ、三日目によみがえって永遠のいのちの希望を与えてくださったイエス・キリストを信じること、これこそが私たちがなすべきもう一つの備えです。そのとき「安心」ではなく、神がくださる真の「平安」を得ることができます。キリストは言われました。『平安があなたがたにあるように。』(聖書)