寒い日が続いていますがお元気ですか？
この時期「寒いですね」が開口一番の挨拶ではないでしょうか。

　2月は１年の中でも１番寒い月と言われています。
その理由は、北極圏に近いロシアのシベリア地方で地面が冷やされて、その上空の空気も冷やされる「シベリア寒気団」が発達することが、日本に寒波をもたらす主な原因になっているということです。シベリアの1月～2月の平均気温は、－15℃～－35℃で、内陸部は－50℃以下になる所もあるそうです。
　大阪では寒さが厳しくなってもマイナスの気温を体験することは滅多にありませんが、「－50℃！」どんな寒さなのでしょうか。極寒のシベリアでも、シベリアに比べてはるかに暖かい冬の大阪でも春は待ち遠しいものです。

　私が好きな讃美歌に、このような歌詞の曲があります。
「主に任せよ　汝が身を　主は喜び　助けまさん
　忍びて　春を待て　雪は解けて花は咲かん
　嵐にも闇にも　ただ任せよ　汝が身を」

「主」とは私たちを造られた創造主なる神のことです。この詞の作者は、商売で大きな失敗をして、その苦しみの中で、この讃美歌を書かれました。

　私たちの人生には背負いきれない苦悩がたくさんあります。挫折も味わいます。心が折れるようなこともたくさん起こります。
寒い、厳しい冬がいつまで続くのか、辛い苦しみの中、失望感で気が遠くなるときもあります。しかし、どんな人の心にも、雪が解けて花が咲く春は必ず来ます。

主に任せるなら。

「あなたの道を主にゆだねよ。　
主に信頼せよ。主が成し遂げてくださる。」　
～旧約聖書・詩篇37篇5節～
 

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